ナンパと地域活性化、どうつながっている?
長野県塩尻市の職員・山田崇氏。山田氏は大学時代に「ナンパ」で培ったコミュニケーション力を生かし、地元の地域活性化に取り組んでいる。商店街の空き店舗を活用し、様々なイベントを仕掛けるプロジェクトを立ち上げるなど、斬新でユニークな取り組みは「公務員らしくない公務員」と全国から注目を浴びている。
――ナンパと地域活性化が、どうつながっているのでしょうか?
本当ですね。いやうれしいな、こんなところで紹介いただけるなんて。まあやってみないとわからないというのがひとつ、ちょっと不確実な世の中になってきているなというのが感じるんで。
私は、長野県の塩尻市の職員なんですけども、やはりこれからの地域活性化も少しやってみる、そうすると反応があって、「あっこれやめといたほうがいいな」とか「これはいけそうだ」というのは、ちょっとずつやってみないとできなくて。また、行動を起こす、最初のひとつって声をかけるとか、しゃべってみるということなんで、それはナンパも確かに最初のアクションでしたね。
――声をかけてみる、声を出してみることから始めると。具体的にどんなことに結びついていますか。
ナンパのほうですか?(笑)
――いえいえいえ、地域活性化のほうです(笑)。
いま、私は地元商店街の空き家を借りて、「nanoda(なのだ)」というプロジェクト、これは2012年の4月15日から始めているので、5年半ぐらいになってきていますが、「○○なのだ」ってつけたら、ちょっとした行動をできるというのを、仕事とは関係なく、商店街のかつて花屋さんだったところをお借りしてやっていて、ちょっとずつ、そうやって若い人が挑戦できることを、街の中で目に見える変化をつくっているということをやっていますね。
――そういう場所を提供なさっているんですね。
【the SOCIAL guestより】