去年12月の有効求人倍率1.59倍に上昇
去年12月の有効求人倍率は、1.59倍に上昇し、43年11か月ぶりの高い水準となった。
仕事を探す人1人に対し求人がいくつあるかを示す去年12月の有効求人倍率は、前の月に比べて0.03ポイント上昇し、1.59倍となった。これは、高度成長期直後の1974年以来、43年11か月ぶりの高い水準で、9か月連続でバブル期のピークを超えている。
厚生労働省によると、景気が緩やかに改善し生産が好調なことから、製造業が中心となって求人をけん引しているという。
一方、去年1年間の有効求人倍率も前の年に比べて0.14ポイント上昇し、1.50倍だった。これは過去2番目に高い水準。