がんになって見つけたコト2 また公園に…

日本テレビ報道局では、2月4日の「世界がんデー」ちなんで、劇的に変わった「がん」を取り巻く現状を取材。治療の最前線のほか、「がん」と共に生きる様々な人々を紹介するキャンペーンを展開しています。
がんにり患した皆さんに「がんになって見つけたコト」というテーマでメッセージを寄せてもらいました。「がん」と共にある人、その家族、友人、そしてすべての人に勇気と希望をもってもらえるよう、「がんの先にある未来」について考えていきます。
◆「愛する仲間たち」
日暮弓美さん(52歳・乳がん・卵巣がんなど)
「私は、がんを3つ経験しているので、がんになるたびに仲間が増えていって、『最近ペットが冷たい』とか『今日こんなものを食べた』とか、そういう話をしていると自然に笑えたり、病気のこと忘れたりできる」
◆「今を生きる」
永江耕治さん(44歳・精巣がん)
「もしも社会復帰できたら、何をしたいかなっていうのを書いたりしていたが、近所の公園にもう一回行きたいなって。(これまで)先のことばかり見ていて、目の前にいる奥さんとか子どものことをあんまり見られてなかったのかな。今をちゃんと生きないとダメだなって」
◆「世の中のしくみ」
齋藤美帆さん(50歳・乳がん)
「(がんになると)職場から与えられる環境が変わっていく。私個人は『不本意だな』とか(思うが)、自分が変わらなければいけない。勉強するようになって、自分の中の成長…また違う楽しさとか、目標ができた」
※いずれも取材した今年1月時点での年齢です。