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月が赤銅色に…皆既月食、日本各地で観測

2018年2月1日 1:45
月が赤銅色に…皆既月食、日本各地で観測

満月が地球の影に完全に隠れる皆既月食が先月31日夜、約3年ぶりに日本各地で観測された。

月が、少しずつ地球の影に隠れ始めて、午後9時51分、太陽と月、地球が一直線に並ぶ皆既月食となり、太陽の光が地球の大気で屈折して月に届き、赤銅色に染まった。

皆既月食は約1時間17分間続き、曇りと予想された東京スカイツリーでも多くの人が観測しに訪れた。

訪れた人「一番日本で月に近い位置から月食を観察したかったから(来ました)」

訪れた人「晴れろ~と願いが通じるかなと、願ってきました」

訪れた人「実際見るのと写真で見るのは全然違って、実際にみた方が迫力もあるし、すごくきれいにみえました」

今回は、皆既月食で月が血の色になる「ブラッドムーン」と、月が地球に近づいて満月が大きく見える「スーパームーン」、ひと月に2度目の満月である「ブルームーン」が重なる珍しい「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」となった。

国立天文台によると、次に日本で皆既月食を見られるのは7月28日だという。