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オットセイの首にヒモ…水族館で保護 青森

2018年2月4日 20:11
オットセイの首にヒモ…水族館で保護 青森

青森県三沢市の海岸で首にヒモが絡んだオットセイが見つかり、水族館の職員に保護された。

首にヒモが絡んだオットセイが見つかったのは、三沢市三沢の海岸。4日午前11時半ごろ、近くを散歩していた人が見つけた。

発見した人「記念に写真を撮ろうと近づいて行ったら、なんか首の辺りがおかしいなと思って。放っておけなくて、ちょっと気になったので水族館に電話をしていました」

連絡を受けた青森市の県営浅虫水族館の職員が現地を訪れオットセイを確認した。オットセイは体長1メートルほどで、キタオットセイという種類とわかった。首にビニール製のヒモが絡んで傷ついていたため、網を使って保護した。

青森県営浅虫水族館・櫛引俊彦飼育展示部長「ロシアの方に繁殖地がありまして、エサを求めて日本の銚子沖の方まで南下してきますので、今、そのちょうど途中だったと思います」「今、けっこう暴れていますけれど、実は弱っていたりすることがあるので、これから気を抜かないで治療に専念したいと思います」

保護されたオットセイは水族館に運ばれ、傷の手当てを受けている。