落雷で破損…犬山城しゃちほこ復元、天守へ
去年7月に落雷などで破損した愛知県の国宝・犬山城のしゃちほこが復元され、26日朝から天守への取り付けが行われている。
復元されたしゃちほこは午前8時ごろ、木箱に入れられ、城内に運び込まれた。犬山城のしゃちほこは去年7月に落雷などで破損し、その後、11月から奈良県でうろこ1つ1つを手彫りするなど江戸時代のものを見本に忠実に復元され、今月中旬に完成した。
犬山城を管理する犬山城白帝文庫・成瀬淳子理事長「本当にうれしい。こんなによくできるとは思っていなかった。完璧です」
しゃちほこは、芯木と呼ばれる軸に固定され、取り付けが完了する見込みで、夕方には作業を終える予定。市では、来月17日にお披露目イベントを開催するという。