小澤征爾さん入院 大動脈弁狭さく症と診断
世界的指揮者の小澤征爾さん(82)が大動脈弁狭さく症のため、入院している事がわかった。
全身を使った迫力のある指揮で観客を魅了してきた“世界のオザワ”。所属事務所によると、小澤さんは、心臓から全身に血液を送り出す大動脈弁が狭くなった状態「大動脈弁狭さく症」と診断され、1か月の入院が必要だという。また、来週行われる予定だった公演を降板することも発表された。
小澤さんは「私自身も、とても残念な気持ちでおりますが、また皆様の前で指揮をするためにも、今は治療に専念し、体力の回復に励みたいと思っております」とコメント。
担当した医師によると、「暖かくなるころには体力も回復し、音楽活動を再開できるのではないか」という。