新燃岳“大きな噴火の可能性”警戒範囲拡大
鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連山の新燃岳で、これまでより大きな噴火が相次ぎ、警戒範囲が拡大された。
新燃岳は9日夜も爆発的な噴火を繰り返した。気象庁によると、10日午前2時前には噴煙が、一連の噴火が始まってから最も高い4500メートルまで上がり、噴石が火口から1800メートルまで飛んだ。
また、午前4時半頃にも9日までよりも大きな噴火が起き、山が膨張する傾向も続いていることから、気象庁は、今後、さらに大きな噴火が起きる可能性があるとして、警戒範囲を3キロから4キロに拡大した。