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東日本大震災から7年 各地で犠牲者を悼む

2018年3月11日 12:17
東日本大震災から7年 各地で犠牲者を悼む

東日本大震災の発生から11日で7年。岩手、宮城、福島の3県では、今も多くの人が仮設住宅などでの生活を続けている。

東日本大震災の発生から7年、11日は各地で、犠牲者を悼む催しが行われる。

警察庁によると、これまでに1万5895人が死亡し、2539人が行方不明になったまま。

NNNのまとめによると、岩手県では7556人、宮城県では7190人、福島県では1万2983人が今も、仮設住宅などでの生活を続けている。

また、福島県では、福島第一原発事故の影響で、今もおよそ5万人が県内外での避難生活を強いられている。

東京電力・福島第一原発では、メルトダウンを起こした3つの原子炉建屋のうち、3号機の使用済み燃料プールから今年秋にも燃料棒の取り出しが始まる。しかし、原子炉から溶け落ちた燃料の取り出しについては、見通しは立っていない。

一方、福島県内の除染で出た土を保管する中間貯蔵施設は、去年、一部が稼働したが、用地の買収は予定の半分にとどまり、県内各地には依然として大量の汚染土壌が残されている。