成田空港の拡大計画 国交省や地元など合意

新たに3本目の滑走路を建設するなど、成田空港を拡大する計画について13日、国土交通省や地元自治体、空港会社が合意した。
計画は、国土交通省と成田国際空港会社、千葉県と成田空港周辺の9市町が集まって開いた協議会で合意したもの。
計画には、これまで2本だった滑走路を1本増設して3本にし、既にあるB滑走路も1キロメートル延長することが盛り込まれた。
また、航空機の発着時間が、現在、午前6時から午後11時までとなっているところ、午前5時から翌日の午前0時半までと、段階的に延長されることも決まった。
これらの計画により、航空機の年間の発着回数がこれまでの約1.7倍の50万回と、大幅に増える見込み。
国土交通省は、外国人旅行客の増加などで高まる航空需要への対応や、海外の空港との競争力強化につなげたいとしている。