厳冬から一転 今年3月は記録的高温

冬の厳しい寒さから一転し、今年の3月は気温が記録的に高かったことが気象庁のまとめでわかった。
気象庁によると、今年の3月は日本列島に南から暖かい空気が流れ込むことが多く、全国的に気温がかなり高くなった。
特に東日本では、3月の平均気温が平年より2.5℃高く、1946年以降、最も暖かい3月になった。
このため、3日の正午までに、大阪や名古屋などの全国14の地点で、サクラが観測史上最も早く満開になった。
気象庁は、高温が続いた理由について、「地球温暖化の影響もある」と分析している。
一方、低気圧や前線の影響で、東日本の太平洋側では、3月としては観測史上最多の雨が降り、各地で浸水被害が相次いだ。これから梅雨にかけて、大雨へのさらなる備えが必要。