再生願い…クロマツの苗木を植樹 高田松原

東日本大震災の津波で約7万本の松が流失した岩手・陸前高田市の高田松原海岸で、今年初めての松の苗木の植樹会が行われた。
植樹会は、地元のNPO法人「高田松原を守る会」が去年から行っている。震災前、高田松原にあった約7万本の松は、震災の津波で「奇跡の一本松」を残し、すべて流された。
8日は、地元のロータリークラブのメンバーなど県内外から約160人が集まり、松林の再生を願ってクロマツの苗木約800本を丁寧に植えた。
参加した高校生「早く前の高田松原が戻ってくれることを祈っています」
今年は約3500本が植樹される予定で、植樹された松は、約6500本になる見込み。