愛知で8人に 「はしか」感染が広がる
愛知県内で「はしか」の感染が広がっているが、新たに3人が感染していたことが分かった。愛知県内の感染者はこれで8人に上る。
愛知県と名古屋市によると、25日、新たに「はしか」の感染が分かったのは、名古屋市昭和区の名古屋第二赤十字病院に勤務する20代と30代の女性2人と、この病院を受診した瀬戸市に住む、20代の女性の合わせて3人。
今月に入ってこれまでに愛知県内の「はしか」の感染者は、8人に上るが、このうちの7人は、名古屋第二赤十字病院を受診するなど出入りしていて、病院内で感染した可能性が高いという。
また、今回感染が明らかになった3人のうち2人は、感染前にワクチンを一度接種していたことが分かっている。
はしかのウイルスは感染力が強く、名古屋市は、はしかと疑われる症状があった場合は、公共交通機関の利用を避け、早めに医療機関を受診するよう呼びかけている。