沖縄県・翁長知事が退院 「膵臓がん」公表

膵臓(すいぞう)の腫瘍の摘出手術を行った沖縄県の翁長知事が15日に退院し、腫瘍が膵臓がんだったことを公表した。
沖縄県・翁長知事「一日も早く公務に復帰して、私に任された責任を全うしていきたい」
翁長知事は、先月21日に病院で膵臓の腫瘍の摘出手術を受け、15日午前に退院した。そして午後、県庁であらためて会見し、病理検査の結果、腫瘍はがんだったことを明らかにした。周囲のリンパ節にも一部、転移していたが、すべて摘出したという。
翁長知事は、自宅療養を経て早く公務に復帰し、今年12月までの任期を全うしたいと強調したが、11月にも行われる知事選挙に出馬するかどうかについては明言を避けた。