激しく山車がぶつかり合い…岩瀬曳山車祭

富山県の岩瀬曳山車祭は17日夜、山車同士が激しくぶつかり合う「曳き合い(ひきあい)」が行われ、町が熱気に包まれた。
岩瀬曳山車祭の目玉「曳き合い」は、17日午後11時前から始まった。引き手たちは、合図とともにロープを引いて走り、重さ5トン近くの山車同士がぶつかると、激しい音が辺りに響いた。
曳き合いは、諏訪神社への奉納を終えた山車がすれ違いざまに力を競ったのが始まりとされている。
17日夜は、2つの町が合同で参加した山車を含め10基の山車が曳き合いに臨み、観客は拍手と歓声を送っていた。
曳き合いは、18日夜も行われる。