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是枝監督「全てが熱かった」カンヌ最高賞

2018年5月20日 6:35

世界3大映画祭の一つ、フランスのカンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督の「万引き家族」が最高賞のパルムドールを受賞した。日本映画のパルムドール受賞は21年ぶり。

フランスで開かれている第71回カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督の「万引き家族」が最高賞のパルムドールを受賞した。「万引き家族」は、生活のために万引きをする家族と、母親に見捨てられた女の子の出会いを通して、人々の絆を描いた作品で、パルムドールを競うコンペティション部門にノミネートされていた。

是枝裕和監督「まさか自分がもらえる賞だと思っていなかった、正直言うと。今回は本当にキャストとスタッフのチームワークがとてもうまくいったので、僕自身の持っている能力以上のものが作品の中には込められたと思っていたので、そこが評価されたんじゃないかなと、とてもうれしく思っている、本当に。初めてのワールドプレミアの会場での拍手とか笑顔とか泣き顔とか、取材に来る方たちの質問とか、全てが熱かった、今回は」

カンヌ国際映画祭はベネチア、ベルリンと並ぶ世界3大映画祭の一つで、日本映画のパルムドール受賞は1997年に今村昌平監督の「うなぎ」が受賞して以来、21年ぶり。

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