狛江市・高橋市長 抗議文提出受け辞職決意

職員に対するセクハラ疑惑があがっている東京・狛江市の高橋都彦市長が22日夕方、緊急会見を開き、辞職する意向を示した。
高橋市長「4人の女性の抗議文を受け取りました。真摯(しんし)に受け止めないといけないと思っています。その方々に対して謝罪をし、辞任する方向で考えたいと思っています」
狛江市の高橋市長は、これまで一貫して自らのセクハラ疑惑について否定していたが、22日午後5時半頃、緊急会見を開き、一転してセクハラを認め、辞職する意向を表明した。
その直前の午後5時前、市長からセクハラ被害を受けたという女性職員4人による抗議文の提出を受け、辞職を決意したという。
セクハラを訴える狛江市職員「車内で手を握られたこと」「随行先で1時間にわたり腰に手を回されたり、おしりを触られ続けたこと」「今までは沈黙していましたが、もう我慢できません」
高橋市長「実名入りで訴えてこられたということについて、重く受け止めたということです。率直に私としては認めて謝罪したいと思います」
高橋市長はできるだけ早く被害職員らに謝罪した上で、来月4日付で正式に辞職する方針だとしている。