レオパレス21 アパート建築基準法違反か
不動産会社の「レオパレス21」は、施工したアパートで建築基準法違反の疑いがあるものが、少なくとも38件見つかったと発表した。
レオパレス21は29日、1996年から2009年に施工したアパート38棟で、防火や防音対策のために必要な部屋と部屋の間の壁が屋根裏の部分にはつくられていなかったなどの問題が見つかり、建築基準法に違反している疑いがあると発表した。
レオパレス21は、「ただちに危険はない」としているが、法律に適合するよう補修工事を行う予定。
レオパレス21は、工事を行った下請け業者が屋根裏部分の壁を「必要ない」などと勘違いして施工したと説明していて、故意ではないが、ミスを誘発した責任はあるとしている。
そして、これまでに施工した約3万8000棟について、順次調査し、問題があれば補修工事を行うという。