浜に夏の訪れ告げる…ウニ漁が解禁 岩手

浜に夏の訪れを告げる漁の始まり。岩手県宮古市の田老地区で5日朝、今シーズン初めてとなるウニ漁が解禁された。
三陸を代表する景勝地のひとつ、三王岩付近では、漁の解禁時間の午前4時半から7時半にかけて多くの漁船が海に繰り出した。まぶしい日差しが照らす中、漁師たちは箱メガネを使って海中をのぞきながら先端に網の付いたサオを器用に操ってウニを手繰り寄せていた。
漁協によると、5日朝は海が濁っていたため、ウニが見えづらかったが、実入りはまずまずだったという。田老地区のウニ漁は、8月中旬まで、あと14回解禁される予定。