堤防決壊で浸水の真備町 徹夜で救助活動

活発な梅雨前線による記録的な大雨で、西日本を中心に土砂災害などの被害が拡大している。
小田川の堤防が決壊した岡山県倉敷市真備町。倉敷市によると、浸水した真備町の地域にはおよそ2万3000人が住んでいるとみられている。岡山県に出されていた大雨特別警報は7日午後に解除されたが、氾濫した川の水位はなかなか下がらず、一刻も早い救出を願う住民の声は強まっている。
これまでに390人が救出されたが、まだ何人が取り残されているか倉敷市では把握できていない。
ヘリコプターによる救助は夜間は中断されるが、ボートによる救助は夜通し行うという。