膨大な土砂との闘い、住民の不安募る 広島

平成最悪の大雨災害となった西日本豪雨から2週間。復旧作業が続いているが土砂の撤去がなかなか進まず、住民の不安が募っている。
広島県ではこれまでに107人の死亡が確認された。今も7人の行方がわかっておらず、捜索が続いている。
住宅の被害は調査が進むにつれて増え、6600棟を超えた。住民たちは自宅の復旧作業を進めているが、膨大な土砂との闘いとなっている。
避難所での生活を強いられている人は1200人を超えている。県内では、20日から自治体が民間の住宅を借り上げて提供する「みなし仮設住宅」の申し込み受け付けが始まった。
申し込んだ人「やってもらえるということは、前へ進んだということで一歩前進。希望を持っていかないとしょうがない」
住民たちが元の生活を取り戻すにはまだ当分、時間がかかりそうだ。