“最大規模”600人態勢で…隊員2人の捜索続く 自衛隊練習機墜落
14日、航空自衛隊の練習機が、愛知県犬山市の入鹿池に墜落した事故で、現場からはエンジンとみられるものが見つかりましたが、搭乗していた隊員2人の発見には至っていません。捜索が続く現場から中継です。
16日は捜索範囲が池全体に拡大されました。また、これまでで最大規模となる600人態勢での捜索となっています。
防衛省によりますと、14日午後3時すぎ、宮崎県の新田原基地所属の練習機T4が、小牧基地を離陸した直後、犬山市の入鹿池に墜落しました。
機体は離陸後、1分ほどは安定して飛行していましたが、その後、高度1400メートルで東から南に旋回する中で急降下し、墜落したということです。
また、15日の捜索で、タイヤやエンジンとみられるものが見つかりました。
入鹿池周辺では、夜遅くから雨が降り始め、17日はまとまった雨となる予報で、水中の視界が悪くなり、捜索がさらに難しくなることが懸念されています。
最終更新日:2025年5月16日 16:03