「痛くない」夏の履き物を快適に履く方法
東京・品川にある老舗の下駄屋さんがSNSで「下駄を快適に履こう!」と投稿したところ、約3万件「いいね」がつき話題となっています。
いまの時期、下駄や草履、ビーチサンダルを履く機会が増えると思いますが、足が痛くなりやすいところは悩みどころかもしれません。特に痛くなりやすい部分は2つあります。それは、指の間が当たる部分と足の甲が当たる部分です。
まず、ビーチサンダルですが、シューフィッターの木村さんによると、ソールが薄くなっていて、普通の街で履くように作られていないため、足に負担がかかりやすく痛くなってしまうそうです。
しかし、下駄や草履は街でも履きますよね。下駄などを履くとき、前つぼと呼ばれる部分に指の付け根をくっつけていませんか。実はこうしてしまうと、自分の体重を指の付け根の一点で支えることになってしまうので、圧迫されて痛くなりやすいんです。
【快適ポイントその1】
前つぼと指の付け根に隙間を作る。
老舗の下駄屋さんによると、手の人さし指1本分くらいスペースを作ると良いそうです。
【快適ポイントその2】
鼻緒を横からつぶすようにもむ。
鼻緒を横からもみほぐして柔らかくすることで、足に当たる部分の負担を減らすことが出来るんだそうです。
夏のイベント真っ盛りですので、正しく履いて思いっきり満喫してみてください。