猛暑だと蚊刺さない?体張った実験結果は…

猛暑だと蚊は刺さないというのは本当なのでしょうか?体を張って実験してみました。
用意したのは26℃に設定した箱と、猛暑日に相当する35℃以上に設定した箱。それぞれの箱に蚊をたっぷりと放ち、ここに5分間手を入れて、刺された数を比べてみます。5分が経過、箱から手を出してみると――
26℃では……刺された痕は「7」
35℃以上では……刺された痕は「0」
35℃以上では、なんと1か所も刺されていませんでした。
実験中、26℃の箱ではすぐに数匹の蚊が血を吸い始めました。35℃以上の箱では、指に1匹とまりましたが、その後、飛び立ちます。わずかに反応している蚊がいるものの、多くの蚊は刺す気配がありません。
体を張って教えてくれた専門家によると――
「やはり30℃を超えますと血を吸うのにはふさわしくない温度だと」(害虫防除技術研究所・白井良和所長)
蚊が活発に活動する気温は25℃~30℃。35℃を超える猛暑日には蚊も弱ってしまい、刺されにくくなる可能性があるということです。
【the SOCIAL viewより】