東京医大入試被害者救済を 弁護団結成
東京医科大学が入試で女性の受験生らに不利な得点操作を行っていた問題で、被害を受けた受験生らの救済を目指す弁護団が結成された。
「医学部入試における女性差別対策弁護団」は、受験生の救済と再発防止を目指す有志の弁護団で、東京医科大学を受験し不合格となった受験生らを対象に、今月25日の土曜日に電話での相談窓口を設けると発表した。
電話相談は今月25日の午後1時から4時までで、044-431-3541で受け付ける。相談料は無料、匿名や家族による相談も可能で、メールでの相談はigakubu.sabetsu@gmail.comで随時、受け付けているという。
弁護団は「もやもやしている段階でもいいのでご連絡いただけたら」と話している。既に3人の相談が寄せられているということで、今後、当事者の希望を聞いた上で東京医科大学に対し成績の開示や受験料の返還請求などをしていきたいとしている。