スマホで靴をオーダー「足痛い解消したい」
スマートフォンで足の写真を撮るだけで、オーダーメードシューズを作ることができるサービスが登場した。どうやって写真からシューズができるのだろうか。
まずは、自分の足を半円状に撮影位置を変えながら10枚撮影する。続いて、靴を履いた時の足の状態を計測するために足にラップをまいて同じように撮影する。
この写真データをスマホのアプリで送る。送られた画像を写真解析できるソフトを使って立体化し、そのデータを3Dプリンターで印刷。これで靴の命である足型が出来上がり、この足型を職人さんに送り、オーダーメード靴が完成する。
現在の価格は8万円。通常のオーダーメード靴よりは安いのだが、さらに安くできるように検討しているという。
このサービスを開発したビネット&クラリティの中村なつ美さんは、自分に合う靴がなく足を痛めてしまうという靴の悩みがあったことからサービスを始めたという。
3Dプリンターも自分で組み立てたという中村さん。あらゆるコストを抑えて、オーダーメード靴を誰もが気軽に買えるようにしたいと考えているという。
中村さん「足が痛いと外に出る気持ちもなくなるし、色々な所に行ってみようという気分もなくなると思うので、そういう人の助けになったらいいなと思っています」
【the SOCIAL futureより】