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灯台先端のLED灯器“消失”台風の影響か

2018年8月25日 12:18
灯台先端のLED灯器“消失”台風の影響か

兵庫県神戸市の和田岬にある灯台の先端のLED灯器などがなくなっていたことが分かった。台風20号の影響とみられている。

神戸市兵庫区にある和田岬の灯台で24日朝、先端部のLED灯器と太陽光パネルがなくなっているのを巡回中の職員が発見した。

神戸海上保安部によると、台風20号の強風で飛ばされたか、高波にさらわれたとみられている。復旧のメドは立っていない。

灯台は、船舶に向け光を放ち、位置を知らせるものだが、現場は神戸港に出入りする船舶の交通量も多いことから、神戸海上保安部では無線で航行警報を出すなど、船舶に注意を呼びかけている。

また、神戸地方気象台は、今回の台風で1時間に136ミリなど、100ミリを超える猛烈な大雨が記録された神戸空港の雨量計について、高波による海水が含まれていた可能性があるとして、23日深夜から24日午後にかけての一部観測データを取り消した。