富山県“暴風域”に 市民生活に大きな影響
台風21号の影響で、広い範囲で深刻な被害が出ている。富山県の滑川市から庄司幸寛記者が中継。
富山県は午後4時ごろ、暴風域に入った。午後4時半現在までの最大瞬間風速は、南砺市高宮で20.9メートル、高岡市伏木で17.9メートルを観測した。
この台風で、市民生活にも大きな影響が出ている。氷見市と砺波市、南砺市、高岡市は、「避難準備・高齢者等避難開始」を出して早めの避難を呼びかけた。
県内の小中学校と高校では、一部を除いて授業を早めに切り上げたほか、公共交通機関も午後3時以降を中心に相次ぎ運休している。
富山県内はこのあと、午後9時ごろにかけて引き続き警戒が必要。