台風２１号の影響で閉鎖されていた関西空港は、７日から、ＬＣＣの「ピーチ」と日本航空の一部の国内線の運航を再開すると発表した。

空港を運営する「関西エアポート」によると、被害が少なかった第２ターミナルの運用を７日から部分的に再開する。再開最初の便は、「ピーチ」の午前１１時５０分発の新潟行きで、「ピーチ」は出発６便、到着１１便を運航する。

また、通常は第１ターミナルを使用している日本航空は、第２ターミナルに臨時のカウンターを設置し、手荷物は人海戦術で対応するなどして、羽田便を１往復するという。

一方、タンカーが衝突した連絡橋は、一般車両は通行できず、鉄道の運休が続くため、ＪＲ日根野駅と南海泉佐野駅からシャトルバスが運行されるほか、神戸空港と結ぶ高速船も営業を再開する。