国内で26年ぶり 「豚コレラ」に感染

岐阜県内の養豚場で飼育されていた豚が「豚コレラ」に感染し死んでいたことがわかった。国内での感染は26年ぶりだという。
家畜伝染病の豚コレラウイルスに感染していたのは、岐阜県内の養豚場で飼育されていた豚。
岐阜県によると、この養豚場で繁殖用と肥育用として飼育されていた610頭の豚のうち、およそ80頭が先月中旬ごろから相次いで死んだという。精密検査の結果、9日、豚コレラが陽性だったことがわかった。
豚コレラは人への感染はないが、感染力が強く、致死率が高いのが特徴で、岐阜県では養豚場のすべての豚の殺処分と消毒を行っている。
豚コレラは国内で1992年に確認されてからは確認されていなかった。