全がんの3年生存率71% すい臓は15%
国立がん研究センターが初めてがんの3年生存率をまとめ、全てのがんの3年生存率は71.3%で、部位別では、すい臓がんが15.1%にとどまる結果となった。
3年生存率は、2011年にがんと診断され全国268の医療施設で登録されたがんの患者について、国立がん研究センターが初めてまとめたもの。それによると、全てのがんの3年生存率は71.3%だった。部位別では、すい臓がんは15.1%にとどまった。
また、2008年から2年間にがんと診断された人の5年生存率も発表し、全てのがんの5年生存率は65.8%だった。部位別では、すい臓がんは10%だった一方で、前立腺がんはほぼ100%となっている。