仮想通貨の不正送信が急増 警察庁発表

警察庁のまとめで、今年上半期、仮想通貨が不正アクセスなどで不正送信される事案が急増したことが分かった。
警察庁によると、今年上半期に仮想通貨交換業者などが不正アクセスされ、仮想通貨が不正送信される事案は、去年の上半期より107件も増え、158件確認されたという。
1月に仮想通貨交換業者「コインチェック」から約580億円相当の仮想通貨「NEM」が流出した事件の影響で、被害額も大幅に増え、約605億300万円となった。
警察庁は、仮想通貨の管理・取引では、使い回しのパスワードを使用しないことなどを呼びかけている。