台風２４号　首都圏なども早めの備えを

大型で非常に強い台風２４号は、１０月１日にかけて列島を縦断する恐れがある。気象庁は、台風２４号について１００人近い死者が出た１４年前の台風に似ているとして、早めに備えをするよう呼びかけている。

気象庁によると、今回の台風は、沖縄の海上を進み、強い勢力で高知・大阪と上陸した２００４年の台風２３号とコースや勢力が似ているという。

当時、南西諸島から東日本にかけての広い範囲で暴風が吹き荒れたほか、西日本を中心に川の氾濫や土砂災害が多く発生し、９８人の死者・行方不明者が出た。

気象庁は、週末から週明けにかけて、首都圏を含む全国各地で暴風や大雨などによる災害が起きる恐れがあるとして、早めに備えをするよう呼びかけている。