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台風接近で列島大荒れへ 交通機関にも影響

2018年9月30日 16:21
台風接近で列島大荒れへ 交通機関にも影響

【今後の台風の進路】

非常に強い台風24号は、九州南部に最も接近したあと、勢力を保ったまま速度を上げて、30日夕方以降、四国または紀伊半島に上陸し、10月1日にかけて東日本から北日本を縦断する見込み。

台風の接近に伴って、全国的に風や雨が強まり、大荒れとなりそうだ。

【風や雨の予想】

◇予想最大瞬間風速

予想される最大瞬間風速は、九州南部、四国近畿、東海で60メートル、九州北部と関東甲信で50メートル、奄美・東北・北陸・伊豆諸島で45メートル、北海道・中国で35メートルなど、広い範囲で暴風が吹く見込み。

◇予想雨量

また、10月1日昼までに予想される雨の量は多い所で、東海で500ミリ、近畿で400ミリ、関東甲信で350ミリ、四国で300ミリ、北陸で250ミリ、中国・東北・北海道・九州で150~200ミリなどとなっていて、暴風や高波、高潮土砂災害などに厳重な警戒が必要。

【交通への影響】

◇空の便

台風24号の影響で、航空各社で欠航便が出ている。また、鉄道の運行にも影響が出ている。

30日夕方から夜にかけ台風が最も近づく近畿地方では、関西国際空港で、30日午前11時から10月1日午前6時まで2本の滑走路が閉鎖されている。

また、日本航空と全日空によると、羽田空港の発着便や伊丹空港の発着便を中心に、国内線と国際線あわせて日本航空で333便、全日空で434便の欠航が決まっている。

◇鉄道

一方、新幹線にも影響が出ている。JR西日本とJR東海によると、山陽新幹線の新大阪・広島間の「のぞみ」と、東海道新幹線の東京・名古屋間の「のぞみ」などについて、それぞれ順次、運転を見合わせることを決めている。

また、JR東日本は、東北・上越・北陸・山形の各新幹線についても午後8時ごろから運休する列車があると発表している。

また、JR東日本は首都圏や関東地方の全ての在来線について、30日午後8時以降、順次、運転をとりやめていくことを決めている。