台風24号 三重で2119世帯が避難
非常に強い台風24号は、四国など西日本の一部を暴風域に巻き込みながら進んでいる。今後は、勢力を保ったまま速度を上げて、四国または紀伊半島に上陸し、10月1日にかけて東日本から北日本を縦断する見込み。三重・熊野市から中継。
三重・熊野市では、3時間前までは雨風ともにそれほど強くなかったが、午後6時すぎ現在、急に強まってきた。特に風が非常に強く、時折、体を持っていかれるような本当に強い風が吹いている。
海を見てみると、砂浜に向かって白波が押し寄せている。沖では、うねりを伴った波が何重にもなって押し寄せてきている。波が防波堤にあたると、ものすごい勢いで水しぶきが上がっている。
三重県では、大雨、暴風、高潮警報などが発令されていて、午後5時現在で、三重県全体で2119世帯・2858人が避難している。三重県に台風が最接近するのは30日夜にかけてで、これから雨と風がさらに強くなる見込み。10月1日正午までの24時間の予想降水量は多い所で、三重県南部で300ミリが予想されている。
また、このあたりでは午後8時すぎに満潮の時間帯を迎えるため、高潮への警戒も必要。