翁長氏の後継・玉城デニー氏が当確 沖縄
翁長雄志知事の死去に伴う沖縄県知事選挙は、30日、投票が行われ、翁長氏の後継として、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設反対を掲げた、前衆院議員の玉城デニー氏が初めての当選を確実にした。
玉城氏は58歳。沖縄市議会議員などを経て2009年から衆議院議員となり、自由党の幹事長を務めていた。
玉城氏は、亡くなった翁長知事の後継候補として普天間基地の辺野古移設反対を訴え、自民党や公明党などが推薦した無所属新人の前宜野湾市長・佐喜真淳氏らを破った。
沖縄県は、翁長知事の遺志を受け、先月、辺野古の埋め立て承認を撤回していて、玉城氏が辺野古移設を推進する政府とどのように向き合っていくのか注目される。