「地震活動は当分続く」北海道で震度5弱

5日朝、北海道で最大震度5弱の強い地震があった。この地震による津波の心配はない。気象庁は、今回の地震は、先月発生した「北海道胆振東部地震の一連の活動」だとした上で、「地震活動は当分続く」と説明した。
気象庁地震津波監視課・松森敏幸課長「こうした北海道胆振東部地震の一連の活動は当分続くので注意してください。強い揺れを伴う地震はいつ発生してもおかしくありません」
気象庁によると、北海道胆振地方では先月6日に震度7を観測する地震が起きて以降、5日午前9時までに体に感じる地震を287回観測していて、地震活動はこの先も当分続くという。
また、気象庁は、台風25号の影響で6日から7日にかけて、被災地では非常に強い風が吹き、大雨になる恐れがあると説明した。揺れが強かった地域では地盤が緩んでいる可能性があり、土砂災害に警戒するよう呼びかけている。