「風疹」6週連続で150人前後の患者確認
「風疹」の患者数は今月14日までの1週間で新たに141人確認され、依然として多い状態が続いている。150人前後の患者が確認されるのは6週連続となる。
国立感染症研究所によると、今月14日までの1週間に「風疹」にかかった患者は141人が確認され、今年の患者数は、1289人となった。すでに去年1年間の約14倍に達している。
1週間で150人前後の患者が確認されたのは6週連続。地域別では、依然、東京都、千葉県、神奈川県など関東で多く、愛知県や大阪府、福岡県などでも患者数が増加している。
また、男性の患者が全体の8割以上を占めていて、特に30代から50代が多く、予防接種を受けていないか、受けたか分からない人が大半となっている。
「風疹」は妊娠中の女性がかかると赤ちゃんに難聴や心臓疾患などの障害が起きることがあり、厚労省は予防接種を受けるよう呼び掛けている。