東海第二原発　２０年間の運転期間延長認可

今月末に運転期限を迎える茨城県の東海第二原発について、原子力規制委員会は７日午前、さらに２０年間の運転期間延長を認可した。

東海第二原発は今月末に４０年の運転期限を迎える。原子力規制委員会では原子炉がどの程度傷んでいるかなど調査してきたが、強度に問題はないとして、さらに２０年の運転期間延長を認可した。これで再稼働に必要な全ての審査を通過したことになる。

今後、再稼働するかは自治体の同意次第となるが、原発から３０キロ圏内に国内では最多の約９６万人が住んでいて、避難計画が策定できるかが焦点となる。