日本初 小型回収カプセルが地球帰還に成功
ISS(=国際宇宙ステーション)から地球に実験試料を持ち帰る日本初の小型回収カプセルが11日午前7時過ぎ、無事に着水し、地球への帰還に成功した。日本の宇宙開発にとって大きな一歩。
JAXA(=宇宙航空研究開発機構)は無人補給機・こうのとり7号から切り離された小型回収カプセルが大気圏への再突入後、11日午前7時6分に南鳥島沖に着水し、地球への帰還に成功したと発表した。
カプセルは直径84cm、高さおよそ66cmの円すい形で、内部にある断熱容器の中には実験試料が入っている。
日本がISSから実験試料を独自に持ち帰るのは初めてのこと。今後、カプセルの回収作業と中に入っている実験試料の状態の確認が進められる。