橋に船衝突から4週間 断水続く周防大島町

山口県の大島大橋に貨物船が衝突して、19日で4週間。ほぼ全域で断水が続く周防大島町の住民は給水所に毎日、水をくみに行く作業を強いられている。
ほぼ全域で断水が続く周防大島町では、19日も町内14か所に臨時給水所が設けられ、橘総合センターにも午前9時からポリタンクや給水用のバッグを持った人が大勢訪れていた。
大島大橋に貨物船が衝突して、19日で4週間。各家庭への送水は来月上旬に始まる見通しで、あと2~3週間はつらい日々が続くことになる。
また、消火栓も使えないため、町は火の取り扱いにも十分注意するよう呼びかけている。
一方、損傷を受けた大島大橋では補強材の取り付け工事が完了し、18日から通行規制が緩和された。