居酒屋に並んでいるのは…女子高校生。平日の夕方、水戸駅から歩いてすぐの場所に、約３０人が列をつくりました。
お客さんのほとんどが制服姿の女学生。彼女たちのお目当ては、チーズがのびるのが特徴の韓国発グルメ「チーズハットグ（４００円）」です。ケチャップやマスタードをつけて食べるのがおすすめです。
高校１年生「ふわふわ。まわりはめっちゃサクサクで、“ノビーン”ってチーズがのびて、おいしいです！すごく」
のびるチーズがおもしろいと若者の間で話題に。ＳＮＳに掲載するのも目的のひとつです。
高校１年生「インスタのストーリー（にあげる）」
作り方は、棒にさしたチーズのかたまりに発酵させたパン生地を巻き付け、パン粉をまぶして、熱した油で揚げてできあがりです。１日３００個以上売れることもあるそう。表面にポテトをまぶしたポテトチーズハットグ（４５０円）も人気です。
チーズハットグを販売する居酒屋「ニューもっさん」は、たっぷりと盛りつけた豚モツ煮込み（１９０円）が名物の立ち飲み居酒屋。仕掛けたのは、お店のオーナーの井川さんと、友人の韓国人の李さんです。
李さん「東京の新大久保や原宿でチーズハットグがはやっているので（すすめた）」
オーナーの井川さん「私は正直（人気が出るのは）想像がつかなかったですね。こういう大衆酒場でチーズハットグを売って合うのかなって」「高校生が並んでいたときに聞いたんですよ『なんで知ったの？』と。ＳＮＳのインスタグラムで知ったと」
居酒屋のお客さんは――
「なんかすごい人がいるなって知っていました」「その食べているものが食べたくて来ました」
井川さん「高校生が広めてくれた」
【ｔｈｅ ＳＯＣＩＡＬ ｔｒｅｎｄより】
