家畜で3例目「豚コレラ」感染 美濃加茂市

岐阜県美濃加茂市の県の研究施設で飼育されていた豚から新たに「豚コレラ」の感染が確認された。今年9月に岐阜市内で初めて感染が確認されて以降、家畜での感染は3例目となる。
岐阜県によると、美濃加茂市にある岐阜県畜産研究所で体調不良だった豚2頭を検査したところ「豚コレラウイルス」の陽性反応がでたという。この施設にはおよそ500頭の豚が飼育されていて、県が殺処分などの措置を進めている。
畜産研究所は豚の肉質向上などを行う県の研究施設で今回、種豚がすべて殺処分されるため岐阜県産ブランド豚「ボーノポーク」にも影響がでるとみられている。
岐阜県内では今年9月、26年ぶりに豚コレラの感染が確認されて以降、家畜から感染が確認されるのは3例目。