東京五輪 マラソンなど開始時間変更へ
猛暑対策が懸案となっている2020年東京オリンピックで、一部、競技のスタート時間が変更されることが決まった。
大会組織委員会・森喜朗会長「ラグビーは全ての午前セッションを1時間半早めて午前9時スタートとします。自転車競技のマウンテンバイクは1時間遅らせて午後3時スタートとします」
これは、5日まで開かれた大会組織委員会とIOC(=国際オリンピック委員会)との調整会議で決められたもの。
ラグビーについては競技時間を早くし、マウンテンバイクは遅くすることで、昼から午後にかけた最も暑い時間帯を避ける形となった。
マラソンのスタート時間については、アスリートのコンディションや交通機関の影響なども考慮し、現在の午前7時から午前6時に早められる方針で、国際陸上競技連盟との最終的な合意手続きを経て、今年中に正式決定される見通し。