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2019年1月31日 10:19

南海電鉄脱線 大雨で川底削れ橋脚傾いたか

南海電鉄脱線 大雨で川底削れ橋脚傾いたか
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2017年、南海電鉄の電車が大阪・阪南市の橋で脱線した事故で、国の運輸安全委員会は、大雨による増水で橋脚周辺の川底が削られて、橋脚が傾いたことが原因とする調査報告書を公表した。

この事故は2017年10月、南海電鉄の電車が阪南市の男里川にかかる橋で脱線し、乗客5人がケガをしたもの。

31日に公表された報告書では、男里川が台風による大雨で増水し、橋脚周辺の川底が削られたため、橋脚が傾いてレールがゆがんだことが原因としている。橋脚には、水による浸食を防ぐための「根固め工」と呼ばれる構造物があったが、損傷していたという。

また、報告書によると南海電鉄は2012年から損傷を認識していたが、2年に一度行われる橋脚の検査で、「根固め工」が点検対象になっておらず、その結果、橋の強度に問題がないとして、補強工事が行われていなかったと指摘している。