奄美大島でフリーライター急増中 魅力発信
鹿児島県の奄美大島で、ある職業の人が急増している。それは地元の魅力を発信するフリーライターだ。地元に住むからこそ伝わる記事が書けるという。
観光客が増え、よりディープな旅行を楽しみたいというニーズが高まっているのに島の情報が少ない現状。奄美市は、観光情報の発信源としてフリーライターの育成に力を入れている。活躍しているライターは約100人いて、ほとんどが未経験の主婦や移住者だ。
東京から引っ越してきた村田有花さんは、ママさん向けの記事を月に1~2本あげている。家計の足しにと始めた仕事だったが…
村田さん「依頼先の人とメールとかチャットですけど、やりとりがあるので責任感とか今までなかった刺激はありますね」
奄美大島で生まれ育った武美緒さんは、地元住民ならではの写真にこだわっている。
武さん「そこに行くまでの道のりだったり、どこからの角度のほうがわかりやすくていいショットだなと思える部分を知っているので…」
1つの記事の報酬は2000円から4000円で、取材内容や文字数で価格はかわるという。奄美市は2020年までに、200人のフリーランスの育成を目標にしており、うち50人は移住者を呼び込みたいとしている。
【the SOCIAL viewより】