大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」で従業員の給与が未払いになっている問題で、元従業員らは23日、賃金の支払いのほか、破産の手続きを速やかに行うよう訴えました。

「ミュゼプラチナム」の運営会社によりますと、業績の悪化により、これまでに従業員2400人以上の給与およそ15億円が未払いになっています。

こうした事態をうけ、元従業員らが参加する労働組合は先週、会社側に賃金の支払いなどを求め、団体交渉を申し入れましたが、現状、回答はないということです。

元従業員
「給料未払いのまま放置されている。ニュースでは誠実な対応しますと言われている。ギャップが本当に信じられない」

組合は、会社の破産手続きが行われれば、国の立て替え払い制度により元従業員らが賃金の一部を受け取れるとして、会社側に「現実的に賃金を支払えない場合は速やかに破産手続きをしてほしい」とも訴えています。