絶滅危惧種・ツシマヤマネコの姿捉える
国の天然記念物で絶滅危惧種に指定されているツシマヤマネコの野生の姿をNNNのカメラが捉えた。
太くて長い尾、額のタテジマ模様が特徴。野生のツシマヤマネコが確認されたのは8日午後5時頃で、長崎・対馬市上県町の森林。NPO法人「ツシマヤマネコを守る会」が独自に保護区を設定し、見守り活動を行っている。
山村辰美会長によると今回確認されたツシマヤマネコは推定10歳でオスとみられるという。
ツシマヤマネコは国の天然記念物で絶滅危惧種に指定されていて、生息数は対馬全体で、多くても100頭とされている。
先月には環境省が、住宅地の多い下島の美津島町鶏知地区で去年12月に採取されたフンがオスのツシマヤマネコのものと確認されたと発表している。