現状は2.2%――女性役員「2030年までに30%」どう達成? 6年で40%到達のノルウェーでは…未達成なら“会社解散”も
有働キャスター
「そこまでしないと目標の達成は難しいのかなと思います。日本もそのようなルールが必要になりますか?」
小栗委員
「内閣府によると、今日本では企業が出す有価証券報告書に『女性役員の割合』という項目があり、これを開示する義務はあります」
「新たに検討されている案はそれに加え、数値目標も企業ごとに決めてオープンにし、達成できているか、みんなにチェックされる体制を作ることで進めようとしています」
廣瀬俊朗・元ラグビー日本代表キャプテン(「news zero」パートナー)
「オープンにしていくのはとてもいいなと思います。ラグビーの日本代表は多国籍で多様な集団でしたが、それぞれの違いからたくさんのことを学び、いいチームになったと思います」
「これから企業も女性の役員が増えると思います。最初はいろいろあるかもしれませんが、そこから多くのことを学び、その先にどんな会社や社会になるのか。ワクワクしながら取り組んでほしいと思います」
有働キャスター
「今年1月の国会の議院運営委員会の写真を見ると、全員男性でした。ノルウェーは6年で劇的に(女性役員を)増やしましたが、政治と経営者の本気が問われています」
(4月27日『news zero』より)