敬老の日 浅草花やしきで「ローラーコースター」古希のお祝い!? 現役で走り続ける
3連休の最終日となった18日も、各地では9月中旬とは思えない厳しい暑さとなりました。こうした中、大阪府豊中市では「敬老の日」のイベントに、数え年で100歳以上の高齢者約20人が参加し、記念品が贈呈されました。
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9月も後半戦に入ったというのに、おさまることのない厳しい暑さ。福島県の伊達市梁川では最高気温35.6℃を記録し、観測史上最も遅い猛暑日となりました。
東京から来た人
「普通に日差しが夏。思ったより暑かった」
東京都心でも平年より6℃以上暑くなり、真夏日になりました。
三重から来た人
「汗だくです、もう」
福岡から来た人
「もう蒸し風呂みたい…暑い」
「早く涼しくなって秋になってほしい」
それでも3連休最終日ということもあり、観光地は大にぎわい。遊園地「浅草花やしき」では敬老の日の18日、“あるもの”の古希のお祝いが行われていました。
それは…ローラーコースターです! 1953年に誕生したといい、70歳を迎えた今も現役で走り続けています。
お客さん
「昔ながらのジェットコースターって、ガタガタなるじゃないですか。今まで乗ったことない感じ」
「とても楽しかった!」
そんなローラーコースターの70周年を記念して、園内にフォトスポットを設置。撮った写真を提示したり、オリジナルデザインのローラーコースターを描いたりして提出すると、記念品の「ローラーコースターのコースター」がもらえるということです。(※11月26日まで)
おじいちゃんと来園したきょうだいは「敬老の日! きょう花やしき連れてきてくれてありがとうね」と感謝を述べていました。そして、真夏並みの暑さに、かき氷を食べるなど、冷たいものが大人気でした。
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大阪府豊中市では黄金のちゃんちゃんこに身を包んだおじいちゃん、おばあちゃんが登場しました。敬老の日のイベントに、数え年で100歳以上の高齢者約20人が参加し、記念品が贈呈されました。
数え年で100歳の山崎正さんは元気に歩いて入場。長寿の秘けつを聞いてみると――
山崎正さん
「体を動かすことでしょうか。歩くためにスクワットを1日100回くらいやっています」
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3連休最終日。長野県上田市にある松茸料理のお店「二幸園」は、にぎわいをみせていました。
小学4年生
「おいしいです」
――香りはどう?
小学4年生
「いい!」
いい食べっぷりで大満足の様子でした。
中には、“(娘)夫婦が敬老のお祝いをするため、店の予約をとってくれた”と話す男性も。外は季節外れの真夏の暑さの中、訪れた人は秋の味覚を堪能していました。
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一方、秋雨前線に向かって流れ込むあたたかく湿った空気の影響で、東海地方では局地的に激しい雨が降りました。
18日午前、愛知県愛西市では道路が冠水するほどの雨が降りました。
また、三重県にある遊園地「ナガシマスパーランド」では、落雷による停電で全ての乗り物が一時、緊急停止。客を乗せたコースターも頂上付近で止まってしまいました。乗客にけがはなく、その後、運転も再開したということです。